AWS Health Dashboard
AWS サービスの稼働状況とアカウントに影響するイベントを表示するダッシュボード
何ができるか
AWS Health Dashboard は、AWS サービスの稼働状況とアカウントに影響するイベントを表示するサービスです。サービスヘルスダッシュボードは全 AWS サービスの稼働状況を表示し、アカウントヘルスダッシュボードは自分のアカウントに影響するイベント (メンテナンス、障害、セキュリティ通知) を表示します。
どのような場面で使うか
AWS サービスの障害発生時の状況確認、予定されたメンテナンスの事前把握、アカウント固有のセキュリティ通知の確認、EventBridge との連携による障害時の自動対応に利用されます。 この分野について体系的に学びたい方は、関連書籍 (Amazon) も参考になります。
身近な例え
電車の運行情報掲示板に例えられます。全路線の運行状況 (サービスヘルス) と、自分が利用する路線の遅延・運休情報 (アカウントヘルス) を確認できます。
Health Dashboard とは
この記事は約 2 分で読めます。 AWS Health Dashboard は、AWS インフラの稼働状況をリアルタイムに確認できるサービスです。サービスヘルスダッシュボード (status.aws.amazon.com) は全リージョン・全サービスの状況を公開しています。アカウントヘルスダッシュボードは AWS マネジメントコンソールからアクセスでき、自分のリソースに影響するイベントのみが表示されます。
イベントの種類と通知
Health Dashboard のイベントは 3 種類あります。Issue は現在発生中の障害です。Scheduled Change は予定されたメンテナンスです。Account Notification はセキュリティや請求に関する通知です。EventBridge と連携すれば、イベント発生時に Lambda 関数を実行して Slack 通知や自動復旧を行えます。
はじめかた
AWS マネジメントコンソールの右上のベルアイコンから Health Dashboard にアクセスできます。追加の設定は不要で、全 AWS アカウントで自動的に利用可能です。Organizations と統合すれば、組織全体のヘルスイベントを一元管理できます。
Azure・オンプレミスとの比較
AWS の優位点
- 全 AWS アカウントで追加設定なしに自動利用可能。アカウント固有の影響情報がフィルタリングされて表示される
- EventBridge との統合で障害イベントをトリガーとした自動対応 (通知、フェイルオーバー) を構築可能
- Organizations との統合で組織全体のヘルスイベントを一元管理できる
注意点
- Health Dashboard 自体は無料。Health API を使ったプログラムからのアクセスには Business サポートプラン以上が必要
- サービスヘルスダッシュボードは全ユーザー共通の情報。自分のリソースへの影響はアカウントヘルスダッシュボードで確認する
さらに詳しく知りたい方は、関連書籍 (Amazon) で理解を深められます。