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Amazon VPC Lattice

サービス間通信の接続・セキュリティ・モニタリングを簡素化するアプリケーションネットワーキングサービス

何ができるか

Amazon VPC Lattice は、複数の VPC やアカウントにまたがるサービス間通信を簡素化するアプリケーションネットワーキングサービスです。サービスの登録、トラフィックルーティング、認証・認可、モニタリングを統一的に管理します。EC2、ECS、EKS、Lambda で動作するサービスを横断的に接続できます。

どのような場面で使うか

マイクロサービス間の通信管理、マルチアカウント環境でのサービス間接続、カナリアデプロイやブルーグリーンデプロイのトラフィック制御、サービスメッシュの簡素化に利用されます。 この分野について体系的に学びたい方は、関連書籍 (Amazon) も参考になります。

身近な例え

社内の内線電話システムに例えられます。各部署 (サービス) に内線番号 (エンドポイント) を割り当て、電話交換機 (Lattice) が通話 (リクエスト) を適切な部署にルーティングします。通話の認証と記録も自動で行います。

VPC Lattice とは

この記事は約 2 分で読めます。 Amazon VPC Lattice は、サービス間通信のためのアプリケーションレイヤーのネットワーキングサービスです。従来、VPC 間のサービス接続には VPC Peering、PrivateLink、ロードバランサーなどの組み合わせが必要でしたが、Lattice はこれらを統一的に管理する抽象化レイヤーを提供します。

サービスネットワークとターゲットグループ

Lattice ではサービスネットワークにサービスを登録し、VPC を関連付けます。各サービスにはリスナーとルールを定義し、リクエストをターゲットグループ (EC2、ECS、Lambda など) にルーティングします。重み付きルーティングでカナリアデプロイを実現し、IAM 認証でサービス間のアクセスを制御します。

はじめかた

VPC Lattice コンソールでサービスネットワークを作成し、VPC を関連付けます。サービスを作成してリスナーとターゲットグループを設定します。クライアント側は Lattice が生成する DNS 名でサービスにアクセスします。

Azure・オンプレミスとの比較

Azure の対応サービス Azure Private Link Service + Azure Application Gateway
オンプレミスでの対応手段 Istio、Consul Connect

AWS の優位点

  • EC2、ECS、EKS、Lambda を横断的に接続でき、コンピュートプラットフォームに依存しないサービス間通信を実現
  • IAM 認証によるサービス間のアクセス制御を標準提供し、サービスメッシュのサイドカーが不要
  • 重み付きルーティングでカナリアデプロイやブルーグリーンデプロイを容易に実装可能

注意点

  • VPC Lattice は L7 (アプリケーション層) のサービス。L4 (トランスポート層) の接続には PrivateLink を使用する
  • サービスネットワークに関連付けた VPC 内のリソースからのみアクセス可能。インターネットからの直接アクセスはできない

さらに詳しく知りたい方は、関連書籍 (Amazon) で理解を深められます。