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AWS Migration Hub

複数の移行ツールの進捗を一元管理し、移行プロジェクト全体を可視化するサービス

何ができるか

AWS Migration Hub は、AWS への移行プロジェクト全体の進捗を一元的に追跡・管理するサービスです。Application Migration Service、Database Migration Service、Server Migration Service などの移行ツールの進捗を 1 つのダッシュボードに集約し、アプリケーション単位で移行状況を可視化します。

どのような場面で使うか

大規模なデータセンター移行プロジェクトの進捗管理、複数の移行ツールを使った並行移行の追跡、移行対象サーバーのディスカバリ (検出) と依存関係の分析に利用されます。 この分野について体系的に学びたい方は、関連書籍 (Amazon) も参考になります。

身近な例え

引っ越しのプロジェクト管理ボードに例えられます。複数の引っ越し業者 (移行ツール) が並行して作業する中、管理ボード (Migration Hub) で「リビングの荷物は完了」「キッチンは作業中」と全体の進捗を一目で把握できます。

Migration Hub とは

この記事は約 2 分で読めます。 AWS Migration Hub は、移行プロジェクトの「司令塔」です。移行対象のサーバーやデータベースを登録し、どの移行ツールで移行するかを割り当て、進捗をリアルタイムに追跡します。Migration Hub 自体は無料で、利用する移行ツールの料金のみが発生します。

ディスカバリとストラテジー

Migration Hub のディスカバリ機能で、オンプレミス環境のサーバー、アプリケーション、依存関係を自動検出します。Application Discovery Agent をサーバーにインストールするか、エージェントレスのディスカバリコネクタを使用します。Strategy Recommendations で、各アプリケーションに最適な移行戦略 (リホスト、リプラットフォーム、リファクタリング) を推奨します。

はじめかた

Migration Hub コンソールでホームリージョンを選択し、移行対象のサーバーを登録します。Application Discovery Service でオンプレミス環境を検出するか、手動でサーバー情報をインポートします。移行ツール (Application Migration Service、DMS) を使って移行を開始すると、進捗が自動的に Migration Hub に反映されます。

Azure・オンプレミスとの比較

Azure の対応サービス Azure Migrate
オンプレミスでの対応手段 RiverMeadow、CloudEndure (現 Application Migration Service)

AWS の優位点

  • 複数の移行ツールの進捗を 1 つのダッシュボードに集約し、移行プロジェクト全体を可視化
  • Application Discovery Service でオンプレミス環境のサーバーと依存関係を自動検出
  • Migration Hub 自体は無料で利用でき、追加コストなしに移行管理を開始可能

注意点

  • Migration Hub 自体は無料。利用する移行ツール (Application Migration Service、DMS など) の料金が別途発生
  • ホームリージョンは一度設定すると変更できないため、慎重に選択すること

さらに詳しく知りたい方は、関連書籍 (Amazon) で理解を深められます。