AWS Service Quotas

AWS サービスのクォータ (上限値) を一元管理し、引き上げリクエストを行うサービス

何ができるか

AWS Service Quotas は、AWS サービスのクォータ (利用上限) を一元的に確認・管理するサービスです。各サービスのデフォルトクォータ値、現在の利用状況、引き上げ可能かどうかを表示し、コンソールまたは API からクォータの引き上げリクエストを送信できます。CloudWatch アラームでクォータへの接近を監視することも可能です。

どのような場面で使うか

本番環境のスケールアップ前のクォータ確認、クォータ上限に近づいた際の事前引き上げ、Organizations を通じた組織全体のクォータ管理に利用されます。 この分野について体系的に学びたい方は、関連書籍 (Amazon) も参考になります。

身近な例え

携帯電話のデータ通信量の管理画面に例えられます。月間のデータ上限 (クォータ) と現在の使用量を確認し、上限に近づいたらプラン変更 (引き上げリクエスト) を申請できます。

Service Quotas とは

この記事は約 2 分で読めます。 AWS Service Quotas は、AWS サービスの利用上限を管理するサービスです。AWS の各サービスにはデフォルトのクォータ (例: Lambda の同時実行数 1,000、VPC の数 5) が設定されています。Service Quotas でこれらの値を一覧表示し、必要に応じて引き上げをリクエストします。

クォータの監視と引き上げ

Service Quotas は CloudWatch と統合されており、クォータの使用率を監視するアラームを設定できます。例えば「Lambda の同時実行数が上限の 80% に達したら通知」というアラームを作成し、上限到達前に引き上げリクエストを送信できます。引き上げリクエストはサービスによって自動承認されるものと、AWS サポートの審査が必要なものがあります。

はじめかた

Service Quotas コンソールで AWS サービスを選択すると、そのサービスのクォータ一覧が表示されます。引き上げ可能なクォータには「引き上げをリクエスト」ボタンが表示されます。希望する値を入力してリクエストを送信します。リクエストの履歴と承認状況もコンソールで確認できます。

Azure・オンプレミスとの比較

Azure の対応サービス Azure Quotas
オンプレミスでの対応手段 リソース管理ツール (手動管理)

AWS の優位点

  • AWS サービスのクォータを一元的に確認・管理でき、サービスごとのコンソールを個別に確認する手間を削減
  • CloudWatch アラームとの統合でクォータ使用率を監視し、上限到達前に事前対応が可能
  • API 経由でクォータの確認と引き上げリクエストを自動化でき、IaC との統合が容易

注意点

  • Service Quotas 自体は無料。クォータの引き上げリクエストも無料
  • 一部のクォータはハードリミット (引き上げ不可) のため、アーキテクチャ設計時に確認が必要

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