Amazon QuickSight
クラウドネイティブな BI サービスで、ダッシュボードの作成・共有・埋め込みを提供する
何ができるか
Amazon QuickSight は、データの可視化とビジネスインテリジェンス (BI) を提供するサーバーレスサービスです。S3、RDS、Redshift、Athena などのデータソースに接続し、ドラッグ & ドロップでインタラクティブなダッシュボードを作成できます。SPICE (Super-fast, Parallel, In-memory Calculation Engine) によるインメモリ処理で高速なクエリを実現します。
どのような場面で使うか
経営ダッシュボードの構築、売上・KPI のリアルタイム可視化、アプリケーションへの BI 機能の埋め込み、自然言語での質問 (Amazon Q in QuickSight) によるデータ分析に利用されます。 この分野について体系的に学びたい方は、関連書籍 (Amazon) も参考になります。
身近な例え
データの翻訳者に例えられます。膨大な数字の羅列 (データ) を、誰でも理解できるグラフやチャート (ダッシュボード) に翻訳し、「先月の売上は?」と聞くだけで答えを返してくれます。
QuickSight とは
Amazon QuickSight は、サーバーレスの BI サービスです。従来の BI ツール (Tableau、Power BI) と異なり、サーバーの管理が不要で、セッション単位の従量課金モデルを採用しています。SPICE エンジンにデータをインポートすると、データソースへの負荷なしに高速なダッシュボード表示が可能です。
ダッシュボードと埋め込み
QuickSight のダッシュボードは、フィルター、ドリルダウン、パラメータなどのインタラクティブ機能を備えています。作成したダッシュボードは URL で共有するほか、Embedding SDK を使って自社の Web アプリケーションに埋め込むことも可能です。埋め込みダッシュボードは QuickSight のアカウントを持たないエンドユーザーにも提供でき、SaaS アプリケーションの分析機能として活用されています。
はじめかた
QuickSight コンソールでアカウントを作成し、データソース (S3、RDS、Athena など) を接続します。データセットを作成して SPICE にインポートし、分析画面でビジュアル (グラフ、テーブル) を配置してダッシュボードを公開します。無料トライアルで 4 ユーザーまで 30 日間利用可能です。
注意点
- Author (作成者) と Reader (閲覧者) で料金体系が異なる。Reader はセッション単位の従量課金で、月額上限あり
- SPICE の容量はエディションとユーザー数に応じて割り当てられる。大量データの場合は直接クエリモードも検討
さらに詳しく知りたい方は、関連書籍 (Amazon) で理解を深められます。