AWS Certified Cloud Practitioner ・ 出題 12%

請求、料金、サポート

このドメインで学ぶこと

このドメインでは、AWS の従量課金モデル、コスト管理ツール (Cost Explorer、Budgets)、料金プランの選択肢 (オンデマンド、リザーブドインスタンス、Savings Plans、スポット)、そして 4 種類のサポートプランを学びます。出題比率は 12% と最小ですが、実務でも避けて通れない領域です。

重要ポイント

  • AWS の基本料金モデルは従量課金 - 使用した分だけ支払う
  • EC2 の購入オプション - オンデマンド、リザーブドインスタンス (RI、1〜3 年契約で割引)、Savings Plans (柔軟な割引)、スポット (最大 90% 割引で中断あり)
  • AWS Cost Explorer は過去のコスト傾向を可視化、AWS Budgets は予算超過のアラート、AWS Pricing Calculator は事前見積もり
  • Consolidated Billing - AWS Organizations で複数アカウントの請求を 1 つにまとめ、ボリューム割引を共有
  • Trusted Advisor - コスト最適化、性能、セキュリティ、フォルトトレランス、サービス制限の 5 観点でベストプラクティスをチェック
  • サポートプラン - Basic (無料)、Developer、Business、Enterprise の 4 種類で提供範囲と応答時間が異なる

用語と概念

EC2 の料金プラン (オンデマンド / RI / Savings Plans / スポット)

オンデマンドは時間課金で柔軟、リザーブドインスタンス (RI) は 1〜3 年契約で 40〜70% 割引、Savings Plans は使用量コミットで RI より柔軟、スポットは余剰キャパシティを最大 90% 割引で使えるが中断の可能性があります。長期で使うなら RI / Savings Plans、停止可能なバッチならスポットが候補です。

AWS Cost Explorer と AWS Budgets

Cost Explorer は過去のコストと使用量をグラフで可視化し、サービス別・タグ別に分析できます。Budgets は月次の予算を設定し、超過しそうな時にメールや SNS で通知します。Cost Explorer は「振り返り」、Budgets は「未然防止」と用途が異なります。

Consolidated Billing と Organizations

AWS Organizations の Consolidated Billing 機能を使うと、複数の AWS アカウントの請求を 1 つにまとめられます。S3 などのボリューム割引を全アカウント合算で適用できるため、組織全体でコスト効率が上がります。

AWS サポートプラン

Basic は無料で AWS Health、ベーシックなドキュメントのみ。Developer は技術サポート 12 時間以内応答、Business は 24/7 で 1 時間以内応答、Enterprise は専任 TAM (Technical Account Manager) 付きで 15 分以内応答です。本番環境なら Business 以上が一般的です。

AWS Trusted Advisor

コスト最適化、性能、セキュリティ、フォルトトレランス、サービス制限の 5 観点で AWS 環境をチェックし、改善提案を出すサービスです。Basic / Developer プランでは限定的な項目のみ、Business 以上で全機能が使えます。

理解度チェック

学んだ内容を 5 問で確認しましょう