Amazon SNS
- 区分
- 定番
- 提供開始
- 2009 年
Pub/Sub 型のフルマネージドメッセージ通知サービス
何ができるか
Amazon SNS (Simple Notification Service) は、パブリッシュ/サブスクライブ (Pub/Sub) モデルのメッセージ通知サービスです。1 つのメッセージを複数のサブスクライバー (SQS キュー、Lambda 関数、HTTP エンドポイント、メール、SMS など) に同時配信できます。メッセージのファンアウト (1 対多の配信) に最適です。
どのような場面で使うか
アプリケーションのアラート通知、マイクロサービス間のイベントファンアウト、モバイルプッシュ通知、SMS による二要素認証、システム障害時のメール通知などに利用されます。
身近な例え
館内放送に例えられます。放送室 (パブリッシャー) からアナウンスすると、各フロアのスピーカー (サブスクライバー) に同時に届きます。特定のフロアだけに放送する (メッセージフィルタリング) ことも可能です。
SNS とは
Amazon SNS は、メッセージを複数の宛先に同時配信する Pub/Sub サービスです。トピックと呼ばれるチャネルにメッセージをパブリッシュすると、そのトピックをサブスクライブしている全ての宛先にメッセージが配信されます。SQS が 1 対 1 の通信に適しているのに対し、SNS は 1 対多の通信に適しています。
トピックの種類とフィルタリング
SNS にはスタンダードトピックと FIFO トピックがあります。スタンダードトピックはほぼ無制限のスループットを提供します。FIFO トピックはメッセージの順序保証と重複排除を提供し、SQS FIFO キューとの組み合わせで使用します。サブスクリプションフィルターポリシーを設定すると、メッセージの属性に基づいて特定のサブスクライバーにのみ配信できます。
はじめかた
SNS コンソールで「トピックの作成」を選択し、トピック名を指定します。サブスクリプションを作成してプロトコル (Email、SQS、Lambda など) とエンドポイントを指定します。AWS SDK からトピックにメッセージをパブリッシュすると、全サブスクライバーに配信されます。無料利用枠として月間 100 万パブリッシュが常時無料です。
注意点
- スタンダードトピックではメッセージの順序保証がないため、順序が重要な場合は FIFO トピックを使用する
- SMS 送信は国 / 地域によって料金が大きく異なる。大量送信の場合はコストを事前に確認すること
- 無料利用枠として月間 100 万パブリッシュ、10 万 HTTP 配信、1,000 メール配信が常時無料
利用できるリージョン
Amazon SNS を利用できるリージョンは 37 か所です (2026-10-09 時点)。
アジアパシフィック:香港、台北、東京、ソウル、大阪、ムンバイ、ハイデラバード、シンガポール、シドニー、ジャカルタ、メルボルン、マレーシア、ニュージーランド、タイ
北米:カナダ (中部)、カナダ西部 (カルガリー)、メキシコ (中部)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)
南米:サンパウロ
欧州:フランクフルト、チューリッヒ、ストックホルム、ミラノ、スペイン、アイルランド、ロンドン、パリ
AWS 欧州ソブリンクラウド:ドイツ
中東:イスラエル (テルアビブ)、アラブ首長国連邦、バーレーン
アフリカ:ケープタウン
AWS GovCloud (米国):AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)
参考資料 (AWS 公式)
本ページの一次情報は AWS 公式サイトと公式ドキュメントです。最新の仕様と料金は次の公式ページで確認できます。
本ページと公式ドキュメントの記述が食い違う場合は、公式ドキュメントを正としてください。