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AWS Infrastructure Composer

区分
新サービス
提供開始
2022 年

サーバーレスアプリケーションのアーキテクチャをビジュアルに設計し、IaC テンプレートを自動生成するサービス

何ができるか

AWS Infrastructure Composer は、旧称 AWS Application Composer から改称されたサービスです。AWS Infrastructure Composer は、サーバーレスアプリケーションのアーキテクチャをドラッグ & ドロップで視覚的に設計し、対応する SAM (Serverless Application Model) テンプレートを自動生成するサービスです。Lambda、API Gateway、DynamoDB、S3 などのリソースをキャンバス上に配置して接続するだけで、デプロイ可能な IaC テンプレートが完成します。VS Code 拡張機能としても利用できます。なお、AWS コンソール上の Infrastructure Composer は 2026 年 12 月 7 日にサポートを終了し、新規顧客は 2026 年 10 月 29 日から受け付けていません (2026 年 10 月時点)。

どのような場面で使うか

サーバーレスアプリケーションの設計 / プロトタイピング、既存の CloudFormation/SAM テンプレートの可視化と理解、チームメンバーへのアーキテクチャ説明、IaC テンプレートの学習ツールとして活用されています。YAML の記述に不慣れな開発者でも、視覚的にインフラを設計できます。

身近な例え

間取り設計ソフトに例えるとわかりやすいでしょう。家 (アプリケーション) を建てるとき、設計図 (IaC テンプレート) を手書きするのは大変です。間取り設計ソフト (Infrastructure Composer) なら、部屋 (Lambda、DynamoDB など) をドラッグ & ドロップで配置し、ドアや廊下 (接続) を引くだけで、正確な設計図が自動的に出来上がります。

Infrastructure Composer とは

AWS Infrastructure Composer は、サーバーレスアプリケーションのアーキテクチャを視覚的に設計するツールです。通常、AWS のインフラを構築するには CloudFormation や SAM の YAML テンプレートを手書きする必要があります。Infrastructure Composer を使えば、GUI 上でリソースを配置 / 接続するだけで、正しい YAML テンプレートが自動生成されます。

ビジュアル設計

Infrastructure Composer のキャンバスには、Lambda 関数、API Gateway、DynamoDB テーブル、S3 バケット、SQS キュー、SNS トピックなどの AWS リソースをドラッグ & ドロップで配置できます。リソース間を線で接続すると、必要な IAM 権限や環境変数が自動的に設定されます。たとえば、API Gateway と Lambda を接続すると、API のルートと Lambda の統合が自動的にテンプレートに反映されます。

テンプレートとの双方向同期

Infrastructure Composer の大きな特徴は、ビジュアル設計と YAML テンプレートが双方向に同期することです。キャンバス上でリソースを追加すると YAML に反映され、YAML を直接編集するとキャンバスにも反映されます。既存の SAM/CloudFormation テンプレートをインポートして可視化することも可能で、複雑なテンプレートの理解に役立ちます。

はじめかた

既に使っている利用者は 2026 年 12 月 7 日まで AWS コンソールでも Infrastructure Composer を開けますが、以後は VS Code に AWS Toolkit 拡張機能をインストールして利用します。新規プロジェクトを作成するか、既存の SAM テンプレートをドラッグ & ドロップで読み込みます。キャンバス上でリソースを配置 / 接続し、生成されたテンプレートを sam deploy コマンドでデプロイします。VS Code 版ではローカルファイルとリアルタイムに同期できます。新規顧客の受付は 2026 年 10 月 29 日に終了しており、VS Code の AWS Toolkit の中のビジュアル設計の機能は変更なく残ります (2026 年 10 月時点)。

注意点

  • Infrastructure Composer 自体は無料で利用でき、生成されたテンプレートでデプロイしたリソースに対してのみ料金が発生する
  • キャンバスでの視覚的な設計が充実しているのはサーバーレス関連のリソースが中心のため、扱いたいリソースタイプに対応しているかを事前に確認すること
  • 生成されるテンプレートは SAM 形式のため、デプロイには SAM CLI のインストールが必要

参考資料 (AWS 公式)

本ページの一次情報は AWS 公式サイトと公式ドキュメントです。最新の仕様と料金は次の公式ページで確認できます。

本ページと公式ドキュメントの記述が食い違う場合は、公式ドキュメントを正としてください。

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