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Amazon Quick 人気2015年〜

エージェント型のデジタルワークスペースで、質問への回答からアクションの実行までを一貫して行う

何ができるか

Amazon Quick は、Amazon QuickSight を発展させたエージェント型のデジタルワークスペースです。自然言語で質問するだけで、社内のファイル、メール、ドキュメント、データベース、データウェアハウスを横断的に検索・分析し、回答を生成します。さらに、その回答に基づいてワークフローの自動化やレポートの作成といったアクションまで実行できます。従来の QuickSight が提供していた BI ダッシュボード機能に加え、リサーチの自動化 (Quick Research)、カスタムチャットエージェント (Chat Agents)、ワークフロー自動化 (Quick Flows) を統合した包括的なプラットフォームです。

どのような場面で使うか

営業チームのアカウントプラン作成やパイプラインリスクの検出、マーケティングチームのキャンペーン分析と効果測定、IT チームのインシデント対応と従業員リクエストの自動処理、財務チームのデータ統合とアドホック分析、法務チームの契約レビューとコンプライアンス調査など、部門を問わず業務の効率化に利用されています。

身近な例え

優秀なビジネスアシスタントに例えるとわかりやすいでしょう。「先月の売上トップ 10 の顧客は?」と聞けばデータを調べて回答し、「その結果をレポートにまとめて関係者に送って」と頼めば自動で実行してくれます。質問に答えるだけでなく、その先のアクションまで代行してくれるアシスタントです。

Amazon Quick とは

Amazon Quick は、2025 年 10 月に一般提供が開始されたエージェント型デジタルワークスペースです。前身の Amazon QuickSight は BI ダッシュボードに特化していましたが、Quick はその機能を引き継ぎつつ、エージェント型の対話、リサーチ自動化、ワークフロー自動化を統合しました。ユーザーは複数のアプリケーションを切り替えることなく、一つのワークスペース内でデータの検索、分析、可視化、アクションの実行を完結できます。

主要機能

Quick の主要機能は 5 つあります。Spaces はプロジェクトやチームごとにナレッジとインサイトを整理する環境です。Chat Agents は自然言語で対話するエージェントで、カスタマーサポートやプロジェクト管理など特定業務に特化したエージェントも構築できます。Quick Research は社内データと公開情報を横断的に調査し、包括的なレポートを自動生成します。QuickSight は従来の BI ダッシュボード機能を引き継いでおり、データの可視化とインタラクティブな分析が可能です。Quick Flows は定型業務から複雑な多段階ワークフローまでを自動化します。 主要機能の設計パターンや運用手法は 関連する書籍 (Amazon) にも詳しい解説があります。

料金体系とはじめかた

Amazon Quick の料金は Professional プラン (月額 $20/ユーザー) から利用でき、チャットエージェント、Spaces、QuickSight、Quick Research、Quick Flows の主要機能が含まれます。無料トライアルも提供されており、まずは小規模なチームで試してから全社展開を検討できます。利用を開始するには、AWS マネジメントコンソールから Quick にアクセスし、データソースを接続してワークスペースを作成します。既存の QuickSight のダッシュボードやデータソース接続はそのまま引き継がれます。

注意点

  • 既存の QuickSight のダッシュボードやデータソース接続はそのまま Quick に引き継がれるため、移行コストは最小限
  • Quick Research は社内データだけでなく公開インターネットも検索対象とするため、機密情報の取り扱いポリシーを事前に確認すること
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