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AWS IoT Events 提供終了2018 年〜

【2026-05-20 提供終了】IoT データからのイベント検出と自動アクション実行を担ったサービス。Kinesis Data Streams + Lambda などでの再実装が公式に案内されている

何ができるか

【提供終了】AWS IoT Events は 2026 年 5 月 20 日に提供を終了しました。以下は提供当時の解説です。AWS IoT Events は、IoT デバイスやアプリケーションからのデータを監視し、特定の条件やパターンを検出したときに自動的にアクションを実行するサービスです。ディテクターモデルと呼ばれるステートマシンを定義し、デバイスの状態遷移に応じて SNS 通知の送信、Lambda 関数の呼び出し、IoT Core へのメッセージ送信などのアクションをトリガーできます。

どのような場面で使うか

工場の設備で温度が閾値を超えた場合の自動アラート、スマートホームデバイスの状態変化に応じた連動制御、産業機器の異常検知と自動シャットダウン、複数センサーの値を組み合わせた複合条件での判定などに活用されています。

身近な例え

工場の監視員に例えるとわかりやすいでしょう。計器盤の数値を常に見張り、「温度が 80 度を超えたら警報を鳴らす」「圧力が下がったらバルブを閉じる」といったルールに従って、状況に応じた対応を自動的に行います。複数の計器を組み合わせた複雑な判断もこなします。

提供終了と移行先

AWS IoT Events は 2026 年 5 月 20 日をもって提供終了 (End of Support) となりました。新規利用の受付は 2025 年 5 月 20 日に終了しています。現在はコンソールやサービスのリソースにアクセスできません。AWS 公式の移行手順では、ディテクターモデル相当の状態監視を Amazon Kinesis Data Streams + AWS Lambda などの組み合わせで再実装する例と、AWS IoT SiteWise アラームを移行する手順が案内されています。本ページは提供当時の仕様を記録した歴史的資料 + 移行ガイドとして残しています。

AWS IoT Events とは

AWS IoT Events は、IoT デバイスから送信されるテレメトリデータを監視し、定義した条件に基づいてイベントを検出・対応するサービスです。単純な閾値監視だけでなく、複数のデバイスからのデータを組み合わせた複合条件や、時間経過に基づく条件 (一定時間データが届かない場合など) も設定できます。検出したイベントに対して通知やデバイス制御などのアクションを自動実行し、IoT システムの運用を自動化します。

ディテクターモデル

IoT Events の中核はディテクターモデルです。これはステートマシン (状態遷移図) として定義され、デバイスの各状態と状態間の遷移条件を視覚的に設計できます。たとえば「正常」「警告」「異常」の 3 つの状態を定義し、温度が 70 度を超えたら「警告」に遷移、80 度を超えたら「異常」に遷移、といったモデルを構築します。各状態への遷移時や滞在中にアクションを設定でき、状態に応じた柔軟な制御が可能です。 ディテクターモデルを実務で活用するためのヒントは 書籍 (Amazon) にも掲載されています。

入力とアクション

ディテクターモデルへのデータ入力は、IoT Core のルールエンジン経由、IoT Events API への直接送信、または他の AWS サービスからの連携で行えます。実行可能なアクションには SNS トピックへの通知、Lambda 関数の呼び出し、SQS キューへのメッセージ送信、IoT Core を通じたデバイスへのコマンド送信、DynamoDB へのデータ書き込みなどがあります。1 つのディテクターモデルで複数のデバイスインスタンスを個別に追跡でき、デバイスごとに独立した状態管理が行われます。

注意点

  • 2026-05-20 に提供終了。コンソール・API にはアクセスできないため、状態監視は Kinesis Data Streams + Lambda などでの再実装が必要 (AWS 公式の移行手順あり)
  • IoT SiteWise アラームとして利用していた場合は SiteWise 側の移行手順に従うこと。本ページは移行の背景理解のための歴史的資料として維持している
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