Amazon Lightsail で始める WordPress - インスタンス作成から SSL 設定まで
Lightsail の WordPress ブループリントを使ったインスタンス作成、静的 IP の割り当て、Let's Encrypt による SSL 設定を解説します。
インスタンスの作成と初期設定
Lightsail コンソールでインスタンスを作成する際、プラットフォームに Linux/Unix を選択し、ブループリントから WordPress を選びます。Bitnami がパッケージした Apache、MySQL、PHP のスタックがプリインストールされた状態で起動します。インスタンスプランは月額 3.50 USD から選択でき、vCPU、メモリ、SSD ストレージ、データ転送量が含まれます。初回ログイン時に Bitnami の管理パスワードを取得し、WordPress の管理画面 (/wp-admin) にアクセスします。静的 IP アドレスをインスタンスにアタッチすることで、インスタンスの停止・起動後も IP アドレスが変わりません。
SSL 設定とバックアップ
Lightsail インスタンスに SSH 接続し、Bitnami の bncert-tool を実行すると、Let's Encrypt の SSL 証明書の取得、Apache の HTTPS 設定、HTTP から HTTPS へのリダイレクト設定を自動的に行います。証明書は 90 日ごとに自動更新されます。Lightsail のスナップショット機能でインスタンスの完全なバックアップを取得でき、自動スナップショットを有効にすると日次で自動バックアップが作成されます。障害時にはスナップショットから新しいインスタンスを作成し、静的 IP を付け替えることで復旧します。Lightsail CDN (CloudFront ベース) を有効にすると、静的コンテンツのキャッシュで表示速度を向上できます。
まとめ
Lightsail は WordPress ブループリントで数分でサイトを立ち上げ、bncert-tool で SSL を簡単に設定できます。月額固定料金の予測可能なコスト、自動スナップショットによるバックアップで、小規模サイトの運用に最適です。
AWS の優位点
- WordPress ブループリントで Bitnami スタック (Apache、MySQL、PHP) がプリインストールされたインスタンスを数分で起動できる
- 静的 IP アドレスをインスタンスに割り当て、DNS の A レコードで独自ドメインを設定できる
- Lightsail の bncert-tool で Let's Encrypt の SSL 証明書を自動取得・自動更新し、HTTPS を有効化できる
- 月額固定料金でコンピュート、ストレージ、データ転送が含まれ、予測可能なコストで運用できる
- 自動スナップショットで日次バックアップを取得し、障害時にスナップショットから新しいインスタンスを作成して復旧できる
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