AWS Migration Hub で一元管理する移行プロジェクト - 進捗追跡とアプリケーショングループ化

Migration Hub による移行プロジェクトの一元管理、アプリケーションの依存関係マッピング、進捗ダッシュボードの活用を解説します。

Migration Hub の概要

Migration HubMGN、DMS、DataSync など 10 以上の移行ツールの進捗を一元管理するサービスです。MGN でサーバーを移行し、DMS でデータベースを移行し、App2Container でコンテナ化する場合、各ツールの進捗が Migration Hub のダッシュボードに集約されます。アプリケーション単位で移行の進捗を追跡でき、プロジェクト全体の状況を把握できます。

依存関係マッピングと戦略推奨

Application Discovery Service のエージェントをオンプレミスサーバーにインストールすると、サーバー間のネットワーク通信パターンを自動検出し、アプリケーションの依存関係マップを生成します。Web サーバーがアプリケーションサーバーに通信し、アプリケーションサーバーがデータベースサーバーに通信するといった依存関係が可視化されます。Strategy Recommendations は各ワークロードの特性を分析し、リホスト、リプラットフォーム、リファクタの中から最適な移行戦略を提案します。

Refactor Spaces と Journey

Migration Hub Refactor Spaces はストラングラーフィグパターンのインフラを自動構築し、モノリスからマイクロサービスへの段階的な移行を支援します。 Migration Hub Journey はアプリケーションの移行戦略 (リホスト、リプラットフォーム、リファクタ) を推奨し、移行計画の策定を支援します。 Strategy Recommendations はアプリケーションの依存関係とリソース使用パターンを分析し、最適な移行戦略を提案します。移行の進捗はダッシュボードで可視化され、ステークホルダーへの報告に活用できます。 Migration Hub について体系的に学びたい方は、関連書籍 (Amazon)も参考になります。

Migration Hub の料金

Migration Hub 自体は無料で利用できます。Application Discovery Service のエージェントベースの検出は無料で、エージェントレスの検出も無料です。Refactor Spaces は API GatewayLambda のリソース料金が発生します。移行ツール (MGN、DMS) の料金は各サービスの料金体系に従います。Migration Hub の価値は移行プロジェクトの可視化と管理の効率化にあり、複数の移行ツールを併用する大規模移行で特に効果を発揮します。

まとめ

Migration Hub は移行プロジェクト全体を一元管理するサービスです。Application Discovery Service で依存関係をマッピングし、Strategy Recommendations で最適な移行戦略を推奨します。MGN、DMS など複数の移行ツールの進捗をダッシュボードで可視化し、Refactor Spaces でストラングラーフィグパターンの段階的移行を支援します。