AWS Migration Hub
- 区分
- 専門
- 提供開始
- 2017 年
複数の移行ツールの進捗を一元管理し、移行プロジェクト全体を可視化するサービス
何ができるか
AWS Migration Hub は、AWS への移行プロジェクト全体の進捗を一元的に追跡 / 管理するサービスです。Application Migration Service、Database Migration Service、Server Migration Service などの移行ツールの進捗を 1 つのダッシュボードに集約し、アプリケーション単位で移行状況を可視化します。なお、AWS Migration Hub は 2025 年 11 月 7 日に新規顧客の受付を停止しており、既存の利用者は進行中の移行プロジェクトを最後まで続けられます (2026 年 10 月時点)。
どのような場面で使うか
大規模なデータセンター移行プロジェクトの進捗管理、複数の移行ツールを使った並行移行の追跡、移行対象サーバーのディスカバリ (検出) と依存関係の分析に利用されます。
身近な例え
引っ越しのプロジェクト管理ボードに例えられます。複数の引っ越し業者 (移行ツール) が並行して作業する中、管理ボード (Migration Hub) で「リビングの荷物は完了」「キッチンは作業中」と全体の進捗を一目で把握できます。
Migration Hub とは
AWS Migration Hub は、移行プロジェクトの「司令塔」です。移行対象のサーバーやデータベースを登録し、どの移行ツールで移行するかを割り当て、進捗をリアルタイムに追跡します。Migration Hub 自体は無料で、利用する移行ツールの料金のみが発生します。
ディスカバリとストラテジー
Migration Hub のディスカバリ機能で、オンプレミス環境のサーバー、アプリケーション、依存関係を自動検出します。Application Discovery Agent をサーバーにインストールするか、エージェントレスのディスカバリコネクタを使用します。Strategy Recommendations で、各アプリケーションに最適な移行戦略 (リホスト、リプラットフォーム、リファクタリング) を推奨します。
はじめかた
Migration Hub コンソールでホームリージョンを選択し、移行対象のサーバーを登録します。Application Discovery Service でオンプレミス環境を検出するか、手動でサーバー情報をインポートします。移行ツール (Application Migration Service、DMS) を使って移行を開始すると、進捗が自動的に Migration Hub に反映されます。ただし新規顧客の受付が止まっているため、これから移行プロジェクトを始める場合は、2025 年 5 月に提供が始まった AWS Transform が同等の機能を持つ次世代のサービスとして案内されています (2026 年 10 月時点)。
注意点
- Migration Hub 自体は無料。利用する移行ツール (Application Migration Service、DMS など) の料金が別途発生
- ホームリージョンは一度設定すると変更できないため、慎重に選択すること
利用できるリージョン
AWS Migration Hub を利用できるリージョンは 7 か所です (2026-10-09 時点)。
参考資料 (AWS 公式)
本ページの一次情報は AWS 公式サイトと公式ドキュメントです。最新の仕様と料金は次の公式ページで確認できます。
本ページと公式ドキュメントの記述が食い違う場合は、公式ドキュメントを正としてください。