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AWS Chatbot 専門2019 年〜

Slack や Microsoft Teams で AWS リソースの通知と操作を行うインタラクティブエージェント

何ができるか

AWS Chatbot は、Slack や Microsoft Teams のチャンネルに AWS の通知を配信し、チャットから AWS リソースを操作できるインタラクティブエージェントです。CloudWatch アラーム、AWS Health イベント、Security Hub の検出結果などの通知をチャットチャンネルに自動配信します。さらに、チャットから AWS CLI コマンドを実行してリソースの状態確認や操作を行うこともできます。なお、AWS Chatbot は 2025 年 2 月に「Amazon Q Developer (in chat applications)」へ改称されており、機能と料金体系は改称前から変わっていません。

どのような場面で使うか

本番環境のアラートをチームの Slack チャンネルにリアルタイム通知、インシデント発生時のチャットからの迅速な状況確認と対応、AWS のコスト異常の即時通知、デプロイ完了やパイプライン失敗の通知などに活用されています。ChatOps (チャットベースの運用) の実現に最適です。

身近な例え

会社の連絡係に例えるとわかりやすいでしょう。サーバールーム (AWS) で何か問題が起きると、連絡係 (Chatbot) がすぐにチームの会議室 (Slack チャンネル) に駆けつけて報告します。さらに、会議室から「サーバーの状態を見せて」と頼めば、連絡係がサーバールームに行って情報を持ち帰ってくれます。

AWS Chatbot とは

AWS Chatbot は、Slack や Microsoft Teams と AWS を連携させるサービスです。AWS の運用では、アラートの確認やリソースの状態チェックのために AWS コンソールにログインする必要があります。Chatbot を使えば、普段使っているチャットツールで AWS の通知を受け取り、簡単な操作まで行えます。チームメンバー全員がリアルタイムで状況を共有できます。

通知の配信

Chatbot は、SNS トピックを経由して AWS の各種通知をチャットチャンネルに配信します。CloudWatch アラーム (CPU 使用率の急上昇など)、AWS Health イベント (サービス障害情報)、Security Hub の検出結果、Budgets のコストアラートなどを自動的にチャットに投稿します。通知はリッチフォーマットで表示され、アラームの詳細やグラフへのリンクが含まれます。

チャットからの AWS 操作

Chatbot では、チャットチャンネルから AWS CLI コマンドを実行できます。たとえば、@aws cloudwatch describe-alarms と入力すると、アラームの一覧が表示されます。実行できるコマンドは IAM ロールで制御されるため、読み取り専用の権限だけを付与して安全に運用できます。Lambda 関数の呼び出しや ECS サービスの状態確認なども可能です。

はじめかた

AWS Chatbot コンソールで「新しいクライアントを設定」から Slack または Microsoft Teams を選択し、ワークスペースを認証します。チャンネルを選択し、Chatbot が使用する IAM ロールを設定します。通知を受け取るには、SNS トピックを作成して Chatbot チャンネルに紐づけ、CloudWatch アラームなどの通知先にその SNS トピックを指定します。

注意点

  • AWS Chatbot 自体は無料で利用でき、通知の配信やコマンド実行に追加料金は発生しない (SNS の料金は別途)
  • チャットから実行できる AWS CLI コマンドは IAM ロールの権限に依存するため、最小権限の原則に従って適切な権限を設定すること
  • Chatbot は Slack のパブリックチャンネルとプライベートチャンネルの両方に対応しているが、DM (ダイレクトメッセージ) には対応していない (2026 年 8 月時点)

参考資料 (AWS 公式)

本ページの一次情報は AWS 公式サイトおよび公式ドキュメントです。最新の仕様 / 料金は次の公式ページで確認できます。

本ページと公式ドキュメントの記述が食い違う場合は、公式ドキュメントを正としてください。

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