AWS Network Manager
- 区分
- 専門
- 提供開始
- 2019 年
グローバルネットワークを一元管理し、Transit Gateway や SD-WAN の接続状況を可視化するサービス
何ができるか
AWS Network Manager は、AWS のグローバルネットワーク (Transit Gateway、Direct Connect、VPN、Cloud WAN) とオンプレミスのネットワークを一元的に管理 / 可視化するサービスです。ネットワークトポロジの表示、接続状態の監視、パフォーマンスメトリクスの収集を提供します。
どのような場面で使うか
マルチリージョンのネットワーク構成の可視化、Transit Gateway 間の接続状態の監視、SD-WAN デバイスの管理、ネットワーク障害の検出と影響範囲の特定に利用されます。
身近な例え
鉄道の運行管理センターに例えられます。全国の路線 (ネットワーク)、駅 (VPC)、列車 (トラフィック) の状況を 1 つの画面で監視し、遅延 (レイテンシ) や運休 (障害) を検出します。
Network Manager とは
AWS Network Manager は、ネットワークの「見える化」サービスです。複数リージョンの Transit Gateway、VPN 接続、Direct Connect を 1 つのダッシュボードに集約し、グローバルネットワークのトポロジと接続状態をリアルタイムに表示します。Cloud WAN と統合すると、ポリシーベースのグローバルネットワーク管理も実現できます。
トポロジとモニタリング
Network Manager のトポロジマップで、VPC、Transit Gateway、VPN、Direct Connect の接続関係を視覚的に確認できます。各接続のステータス (Up/Down)、バイト数、パケット数のメトリクスが表示されます。CloudWatch との統合で、接続状態の変化やパフォーマンス低下をアラートで通知できます。Route Analyzer で Transit Gateway のルーティングパスを分析することも可能です。
はじめかた
Network Manager コンソールでグローバルネットワークを作成し、Transit Gateway を登録します。トポロジマップに接続構成が自動表示されます。VPN 接続や Direct Connect も登録すると、ハイブリッドネットワーク全体の可視化が完成します。
注意点
- Network Manager 自体は無料。Transit Gateway や VPN の利用料金は別途発生
- Cloud WAN を使用する場合は、コアネットワークエッジの時間課金とデータ処理量課金が発生
利用できるリージョン
AWS Network Manager を利用できるリージョンは 36 か所です (2026-10-09 時点)。
アジアパシフィック:香港、台北、東京、ソウル、大阪、ムンバイ、ハイデラバード、シンガポール、シドニー、ジャカルタ、メルボルン、マレーシア、ニュージーランド、タイ
北米:カナダ (中部)、カナダ西部 (カルガリー)、メキシコ (中部)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)
南米:サンパウロ
欧州:フランクフルト、チューリッヒ、ストックホルム、ミラノ、スペイン、アイルランド、ロンドン、パリ
中東:イスラエル (テルアビブ)、アラブ首長国連邦、バーレーン
アフリカ:ケープタウン
AWS GovCloud (米国):AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)
参考資料 (AWS 公式)
本ページの一次情報は AWS 公式サイトと公式ドキュメントです。最新の仕様と料金は次の公式ページで確認できます。
本ページと公式ドキュメントの記述が食い違う場合は、公式ドキュメントを正としてください。