AWS Trusted Advisor のアイコン

AWS Trusted Advisor

区分
専門
提供開始
2012 年

AWS 環境のコスト最適化、パフォーマンス、セキュリティ、耐障害性をチェックし改善を推奨するサービス

何ができるか

AWS Trusted Advisor は、AWS アカウントのリソースを自動スキャンし、コスト最適化、パフォーマンス、セキュリティ、耐障害性、サービス制限の 5 つのカテゴリで改善推奨を提示するサービスです。未使用の EC2 インスタンス、開放されたセキュリティグループ、利用率の低い EBS ボリュームなどを検出します。

どのような場面で使うか

AWS 利用コストの削減 (未使用リソースの特定)、セキュリティリスクの検出 (開放ポート、MFA 未設定)、サービス制限への接近の監視、AWS ベストプラクティスへの準拠確認に利用されます。

身近な例え

家計の見直しコンサルタントに例えられます。家計簿 (AWS リソース) を分析し、「使っていないサブスク (未使用リソース) を解約すれば月 XX 円節約できます」「玄関の鍵 (セキュリティ) が開いています」と具体的な改善策を提案します。

Trusted Advisor とは

AWS Trusted Advisor は、AWS 環境の「健康診断」を行うサービスです。数百のチェック項目で AWS リソースをスキャンし、赤 (要対応)、黄 (調査推奨)、緑 (問題なし) の 3 段階で結果を表示します。Basic / Developer サポートプランでは 7 つのコアチェック、Business / Enterprise サポートプランでは全チェックが利用可能です。

5 つのチェックカテゴリ

コスト最適化では未使用の EC2、EBS、EIP、アイドル状態の RDS を検出します。セキュリティでは開放されたセキュリティグループ、ルート MFA の未設定、S3 のパブリックアクセスを検出します。耐障害性では単一 AZ のリソースやバックアップ未設定を検出します。パフォーマンスでは過負荷のリソースを、サービス制限では上限に近づいているクォータを検出します。

はじめかた

Trusted Advisor コンソールにアクセスすると、利用可能なチェックの結果が自動的に表示されます。全チェックを利用するには Business 以上のサポートプランが必要です。Trusted Advisor API や EventBridge との統合で、チェック結果の自動取得や改善アクションの自動化も可能です。

注意点

  • 全チェックの利用には Business 以上のサポートプランが必要。Basic / Developer プランでは 7 つのコアチェックのみ
  • チェック結果は自動更新されるが、手動更新には 5 分間のクールダウンがある

利用できるリージョン

AWS Trusted Advisor を利用できるリージョンは 37 か所です (2026-10-09 時点)。

アジアパシフィック:香港、台北、東京、ソウル、大阪、ムンバイ、ハイデラバード、シンガポール、シドニー、ジャカルタ、メルボルン、マレーシア、ニュージーランド、タイ

北米:カナダ (中部)、カナダ西部 (カルガリー)、メキシコ (中部)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)

南米:サンパウロ

欧州:フランクフルト、チューリッヒ、ストックホルム、ミラノ、スペイン、アイルランド、ロンドン、パリ

AWS 欧州ソブリンクラウド:ドイツ

中東:イスラエル (テルアビブ)、アラブ首長国連邦、バーレーン

アフリカ:ケープタウン

AWS GovCloud (米国):AWS GovCloud (米国東部)、AWS GovCloud (米国西部)

リージョン別のサービス一覧を見る

参考資料 (AWS 公式)

本ページの一次情報は AWS 公式サイトと公式ドキュメントです。最新の仕様と料金は次の公式ページで確認できます。

本ページと公式ドキュメントの記述が食い違う場合は、公式ドキュメントを正としてください。

共有する

このサービスに関する最新アップデート

このサービスのアップデートをすべて見る
新機能この解説の更新後

AWS Well-Architected Agent がプレビューで提供開始

AWS Well-Architected Agent は、AWS Trusted Advisor と AWS Well-Architected Tool の後継で、AI を活用してコスト、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性 の各面で AWS インフラを分析・最適化します。ビジネス目標に沿った推奨事項を優先順位付けし、SSM ランブックや CLI スクリプトで自動化可能な修正を提案します。